さんちゃんG6Vの気まぐれライフ

バイク、筋トレ、写真なんかを気まぐれに書いていこうと・・・思います。

検証 Digital Lens Optimizer

先日友人と工場夜景の撮影に

この際に持参したカメラは16-35LII、24-70LII、70-200LII

結局使ったのは70-200LIIだけだったのですが16-35IIと共に写真家の米美智子さんがよく撮影に使われてるレンズでもあり、撮影データを見るとF=16まで使ってるんですよね。

風景撮影など、知識として小絞りボケなんかを危惧するとなんとなくF=11までしか使ってこなかったのですが、Digital Lens Optimizer(以下DLO)を使用すればあまり気にしないで済むのかな?なんて勝手に考え、以前梅林撮影でもチャレンジしてみたものの、違いはよく分からず

今回改めて工場プラントを題材に検証をしてみました。

それぞれDPPにて現像させて
DLOなし:ピクスタvelvia100Fbデフォルト
DLOあり:ピクスタvelvia100Fb(シャープネス4→1へ)、DLO50%
として違いをチェックしてみました。

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:70mm
SS:30.0s
F:16.0
ISO:500
マニュアル露出、三脚撮影

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:70mm
SS:30.0s
F:16.0
ISO:400
マニュアル露出、三脚撮影

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:123mm
SS:30.0s
F:16.0
ISO:200
マニュアル露出、三脚撮影

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:88mm
SS:30.0s
F:16.0
ISO:200
マニュアル露出、三脚撮影

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:130mm
SS:30.0s
F:16.0
ISO:250
マニュアル露出、ピクチャースタイル”モノクロ”、三脚撮影

最後はピクスタ”モノクロ”なので、シャープネスをデフォルトの3→1にしてます。

さて、等倍にして厳密に比較すると、シャープネスのみで線をハッキリさせるよりは、DLOを有効にしたほうが細かいディティールははっきりしてるんですけど、ブログサイズ程度ではそこまでの違いははっきりしないですね。


他にも

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:70mm
SS:8.0s
F:2.8
ISO:200
マニュアル露出、三脚撮影

【DLOなし】

【DLOあり】

撮影機材:EOS 5D MarkIII+EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:102mm
SS:5.0s
F:2.8
ISO:200
マニュアル露出、三脚撮影

開放での違いも見ましたが、たとえばエンブレムのカーボン柄や、ホイールの金属の質感など、細かい材質感が見られるようになるのはDLOを有効にした場合の方がよく分かるんですけど、それも等倍で比較した場合の事。

個人的にはあまり気にしなくてもいいかな?とは思いつつ、たとえば桜並木の全景とか、被写体が細かいものの集合体なんかというときは使ってみてもいいのかな?とも思ってみたり

今後も色々な被写体で試してみようかと思います。